愛は、変だ。

負け逃げ　確か6月の新書。

新書はあまり好きではないのだけれど、
飲み前の待ち時間に読もうかなって
手にした本。

最近は眠れない夜に読むことが多かったけど、
待ち合わせ前や、お酒飲みながらとか
休日にコーヒー飲みながら読書するのが
趣味です。

愛は、変だ。
村の男全員と寝る。それが私の復讐だよ。

この言葉に惹かれて読み始めた。

読み終えて何を感じるんだろう笑
小さな村での起こる彼、彼女の
出会い系、不倫、家庭崩壊、将来の夢

それぞれの不自由さを抱えて生き抜く短編集

スカッとするでも、モヤッとするでもない
多分そこら辺にある日常の話。
その日常に自分を重ねたり、そうでなかったり

そこに解決を生み出すわけでもなく、
視点が変わるわけでもなかったけれど、

要は、誰の枠で生きるかだなあって
やっぱり思いました。

環境とか身体的不自由さとか結婚とか縁とか
ああだからこうとか、そんなん全部いらんじゃん。
私は枠に囚われない生き方がしたい。

9割が右を行くなら、1割の左を行きたい。
何かに反発するわけでもないけれど、
フィルターのかかっていない自分の目で
判断して、常に拡がり続けたい。

足の不自由な彼女は復讐のため
村中の男と寝るという。

.... おもしろかった！